10 November, 2001

五湯道(おたんどん)−八丁堀の新富町の韓国料理

先週の土曜日、車に荷物を満載してはるばる東京にやってきた。毎週通っていたどえらい生活から、東京で生活することになったわけで、なんとも忙しくも落ち着かない毎日、それが今週であった。今日も雨だけど、先週の土曜日も雨だった。

先週の話である。名古屋が近づいたころ、東名高速道路はつまんないだろうと、中央道でいくことにした。必ずしもいい天気ではないものの、まあまあ明るかったのでステキなドライビングサタデーになるはずだった。しかし、まあ、詳細はロードマップを見ながら追記するとしても、むちゃくちゃ疲れた。

首都高速に入るとカーナビがすばらしい威力を発揮してくれる。ほんとにもう、すごいもんだ。しかし、首都高に入る直前の最後の駄目押しに210分の渋滞が効いた。むちゃくちゃしんどかったねえ。でも、このさいと疲れついでに夜中に積み下ろしも終わり、結局いろいろ片付いたのは夜も10時くらいだったかな。呆然としましたな。

そこで、腹もへったなぁと、思い出したのが、この、新富町と八丁堀の間にある店である。実は、入ってみるまではラーメン屋だろうと思っていた。往復生活期間には門前仲町の東急ステイを定宿にしていたのだが、そこに夜遅くタクっていくと見えたので一度入ってみたいものだと思っていた。店なんて結局外から見て盛り上がってそうかどうかで評価のほとんどは決まるものだからね。(暴言?)

入ってみると韓国料理屋さんだった。びびんぱ、くっぱ、ちぢみ、ちげなどいろいろやっている。しかもウマそー!てことで、「疲れすぎて、もうラーメンくらいしかくえねぇよぉ」という当初の意見はさくっと一新。カルビビビンパを食すことに。これがまた、ひじょーにうまいのである。調子にのってビールは飲むわ、豚足(冷製ハムみたいな感じ)はくうわで断然気に入ってしまった。

p.s.あまりに気に入ってしまったために今週その後2回も行ってしまって、とりあえずチヂミもチゲラーメンもベンチマークしてしまったとかというのは不覚であった。アンニョンハシムニカ。ネーイルムンオカダシムニダ。カンサハムニダ。ぶはは。

03 October, 2001

天井にはクリプトン。

むずかしいですね、部屋の照明って。すくなくとも4箇所につけられるところがあるんですが、まだそのうち1つしかつけていない状態でした。今日こそもうひとつつけたいところ。なぜならデスクもきたし、椅子も運んじゃったから。

ACTUSというステキな関西発の店があります。インテリア関連のお店なのですが、そこがときどき出している「ACTUS STYLE BOOK」というのがあります。これが、この、勉強になるんだわ。天井灯のありかた、イメージの出し方、みたいなのがしっかりあって、これを熟読した結果、とりあえずリビングには釣り照明でクリプトンランプをつけたいと決定。ぐっとくる物を求めて旅にでました。

有楽町ビックカメラ。ふつうのものが安めに手に入りますが、いいかんじのものはありません。かといってハンズにいくにはちと遠い。ACTUS新宿も。そこでしかたなしに秋葉原へ。中央通りをとぼとぼ歩いていると、なんと!目の前に照明器具の嵐が近づいてくるではないか!そう、わたしはここで初めて「ヤマギワあかり館」の存在と偉大さを知ったのでした。

ひそかに狙っていたハロゲンライトのデスク照明はとりあえず思ったより高価で、しばし躊躇。しかし、ありますあります、かわいいかんじのクリプトンランプ。しかもいいかんじに安い。在庫もあったんで、いいかんじに取り付けてしまいました。いや、まじでいいよこれ。15Kでおどろきのおしゃれ感抜群。そもそも蛍光灯より白熱灯が好きなわたしとしてはかなりもってこいの状態になりました。

p.s. 作業が終わったころ、jumpがやってきた。なにやら、オフィスにあかりがついていたので電話したら、知らない人が「岡田は帰社しました」といったらしく、部外者扱いされたとぶーぶー言っていた。で、t**yの仕業だとおもっていたら、どうもちゃんちゃん焼きで有名な(ほんまか?)Y氏だったそうな。X-D さて、明日は電化工事が2件待っている。どうするかな。

01 October, 2001

moon island 初日。

月島のマンションのカギをGETしたので、とりあえず今晩からここに泊まることに。ふとんとサークラインだけは搬入済みだが、とりあえずいりそうなものだけ関西からもってきたので、めちゃ大荷物であった。事務所においてあったお風呂セット+着替えをGETし、tanyに悪いが放置してそのままタクって月島へlogin.

さて、まあまあひろい感じの部屋を見渡して、とりあえずサークラインがLDについていたのを窓際の一部屋に移設。(ごめんねjump)そして早速風呂をいれようとしたのである。オートで入るのでぼたんをぷち。しばらくためていると、どうも水がきたない。あー、これは最初の水道管の汚れだな。では流して、リトライ。しかし、今度はどうもためどもためども水である。はっはーん、さては・・・案の定、ガスが開栓していない。電話してもどうやら明朝までだめな模様。

しかたない、今日のふろは・・・と思いきやである。入居者の手引きの中に、近隣の公衆浴場に関する情報があるではないか。この住所はX-X-5なのだが、なんとX-X-4という住所に存在する!さっそく電話して営業時間をチェックし、出かけた。あれ...となりなんじゃなかったの?と不安にみつからない温泉を探すと・・・おいおい、同じマンションの2Fやんけ!傘もいらんやんけ!てことでまったりと温泉に入って(まあ、ちとしょぼいけど、安いから許す)ガスの開通していないこのマンションも、図らずもマンション内でソリューションを受けられたのである。

あとは祝杯を残すのみ。やけにビールが呑みたくなった。ビールを売っているコンビニをさがすこと1時間、やっとみつけてGETしたビールは格別のうまさだ。しかし、テーブルもなにもない現状では、まじめな話、みかん箱からはじめた下宿生活、というのとさほど変わらない環境でビールを飲み始めたのである。こうなると、結構、自分はなにがほしいのか、なにがないとだめなのか、について明確になっていくのがわかる。

とりあえずPHSでつないで、IRCでおごちゃんと語る。続く。

24 August, 2001

うなぎの宮川 - 築地の老舗

この日記の書き始めのころ、鰻の話を書いた。関西と東京のうなぎ丼、蒲焼きはぜんぜん違うのである。こう、ふんわり蒸しあげてあるのが東京、焼きが入ってぐにゅっとするのが関西。どちらかと言えば後者のほうが鰻をくった!という感触が持続し、東京鰻は御上品だがパンチがない。

宮川という由緒正しい鰻屋がオフィスのすぐ近くにあるのだが、当然レガシーな東京風の鰻なのだ。肝吸いなどもついており、大変オツな
ものなのだが、そこそこ値も張る。しかしまあ、夏ばてには鰻か焼肉でしょう。システムジェイの柏岡氏もそういっておった。御盆も休まずに働いている連中にさくっと食って頂いたのだが、言うに事欠いて「たれうめぇ〜。うなぎなくてもいいや」だってさ。(--メ)

てめー。次からご飯だけ食え。たれはテーブルのところに置いてあるやつをつかえ。B)

20 August, 2001

一風堂 - 東銀座

今朝は思い出し書き。某元部下女性一風堂なんて話をだすので、無性に食べたくなった。東銀座店はオフィスから徒歩5分くらいのところにある。ラーメンは赤いのと白いのがあり、どちらもその日の胃袋の調子できめればいい。白いのがあっさり、と思いきや、実際には目の前のにんにくを一コ、さらにはごまだのキムチだのかけちゃうのでまったりいいかんじのラーメンにカスタマイズされるのである。

めんたいご飯、餃子というサブメニューもある。しかし、食欲の赴くままに片っ端から頼むともれなくデブまっしぐらになってしまうという恐ろしい誘惑スポットである。ここはひとつ、白+ちゃーしゅーと、生ビールと白ご飯で我慢しておくのがポイント。(3つもかよっ!)

非常に残念なことに弊社Y氏はラーメンが食えない。H氏は辛いものが食えないからアジア系エスニックとかがダメ。まあ、食えないんだから仕方ないが、二人ともここの赤いラーメンとキムチが食えないということだから、なんともさびしいものである。じゃ、とりあえず行ける面子でいくとしますか。

今週は台風に追いかけられるようにして東京へ。できれば水曜日にわたしが関西に帰るころにすれ違っていてくれると超ハッピーなのだが、飛行機とすれ違うというのだけはかんべんしてくれっす。

05 August, 2001

しょうちゃん - 神戸 北野坂沿いのお好み焼き

関西人ならわかるだろうが、ときおり無性にソースとマヨネーズと青海苔の組み合わせが欲しくなることがある。たこ焼き、お好み焼きというソリューションに心地よく納得する。出汁で食べる玉子焼きという元祖たこ焼きもあるが、この欲求が生じるとそのようなつつましやかなものは圏外である。

2ヶ月ほど前、そういう欲求を抑えきれず、お好み焼きを食べると決意した日があった。そこで、某社を退職された美人経理担当Mさんという、別名亀さんのお母さんがオープンされたという「ふわっと」というお好み焼き屋を探しに行った。

結構うろおぼえだったのもあり、到着するのにずいぶんかかった。これでふわっとおいしいのが食えるに違いない! ...臨時休業。

そこで「でぇぇい!どこでもいい!うまいお好み焼きはないのかー!」
....ないのである。関西ではお好み焼きというレーベルはあるはずなのに、三宮のようなコ洒落た街にはお好み焼きのにほひはなじまない...しかし、あったのである。灯台元暗し。北野坂をさくさくとあがっていったところに。それが「こうちゃん」。気に入って以来、昨日までに何回も通ってしまって、ふわっとさんごめんなさい状態なのである。

ここのすじぶた、いかぶた、すじもだんは言うまでもなく、一品ものの鉄板焼きとしてはホルモン豆腐が絶品である。今回はキモ焼きというのも目の前で見たが、お連れの方が酒飲みではなかったので遠慮した。次は絶対くってやるぅぅぅ。

そうそう、もうひとつ、わたしが気にいる店はどこも「店長がいい」という部分が共通である。ここも例に漏れず、絶賛を謙虚に受け止める姿勢がとてもよろしィ。ああいう、デキル切れ者にはますますサービスの向上を煽るような注文をかましたいところである。

「いかぶた、玉子入りでおねがい。あ、玉子は目玉でちょっとゆるい感じで、あとソースとマヨネーズは*いいかんじ*にしといてね。」

31 July, 2001

千寿 - さらりーまん割烹

神田駅西口45歩のところにある、絶品の魚を食べさせてくれる割烹やさん。某コンサルティングファームN社の案件で全国行脚しまくった昨年の春頃、横山さんというこれまたその案件ですっかりお友達になったお方に教えてもらった店。
ここの目玉は...どれもすごい。刺身盛り合わせから始まり、豚の角煮、鮭のハラス焼き、いまごろならホタルイカの沖付けなどもう壮絶である。最後に海苔茶漬けで生海苔とからんだうにとわさびを食べるころには、疲れもストレスも軽減され、ぐちは軽快な冗談に変わり、難しい商談もきまっちゃっているであろう B)
p.s. 探すなよ、この店。どうせいってもわたしと一緒でなければゴージャスな刺身盛り合わせは出てこないという体験談もあるしな。こわいこわい。

25 July, 2001

正直寿司−平成通り沿いのオトクな店

平成通りを東銀座方向にいったところにある、内容・価格バランスで超ウマ寿司屋。昨夜、某社Mちゃんと会議ついでに一緒にいってきた。生春巻きやハラス焼きのようなちょっとした一品料理もうまかった。特にランチメニューは秀逸なので以下に参考までに書いておこう。詳しくは寿司大名のhykwまで。


  • 正直寿司 680

  • 特盛寿司 980

  • 特盛寿司 980

  • デラックス 1250

Prendre cafe(プランドル カフェ)

オフィスの向かいにちょっとオープンな感じのカフェがある。30過ぎくらいの誠実な感じのマスターが一生懸命パンを焼き、コーヒーを入れてくれる。コーヒーの適度な濃さとパンのさっぱり具合が絶妙である。弊社ミーティングルーム化してしまうこともあるのだが、雑然としているようで、そこそこ快適な空間である。

実は10代も終わりごろ、喫茶店でバイトしていたことがある。自宅からチャリで5分くらいのところであったが、まあいろいろ勉強になったね。料理も覚えたし、...(謎。学校でもビジネスでも接点があり得ない感じの人たちと多く知り合った。お母さんが神戸三宮でスナックをはじめたというやつや、予備校に通っている学生や、はたまた証券ギャル就職直前の子もいたなあ。みんな今どうしているんだろう。

今日はトマトとハムのクロワッサンと氷カフェ。コーヒー色の氷がなかなか溶けないため濃い目のコーヒーをじらされながら呑む感じがなんとも抜群で萌え萌えである。

23 July, 2001

ナイルレストランの鶏肉

ふと、ラーメンいこうぜと意気揚揚でかけたものの、一風堂は空調に異常をきたし、熱帯状態になっていた。とっととあきらめ、とぼとぼと歩いていたところ東銀座にあるインドレストランを発見。キレンジャーの異名もあるわたしは即方向転換。うまいよ、とろけるよ。ホント。ついでにインドビールもうまかった。

夏ばて対策−うなぎ「ひつまぶし」

夏ばて対策という名のもとにうなぎか焼肉しか食えないという人がずいぶんと増えているのではないかな。そういえば先週、焼肉とうなぎしか食っていないと言うシステムジェイ(SystemJ)社の柏岡氏に沖縄料理いこうぜというと「おお、それがあったか」と。やはり南国系の食いもんはこの時期、大変ありがたい。

ところで、東京の蒸し入り形式のうなぎと、関西の焼きあげと、どっちがうまいかといえばわたしは関西のほうがうまいに違いない。(偏見)味だけでなく、調理方法うんぬん背開きと腹開きなどの違いもあるそうで、このへんはまた築地の大将にでも聞きながらおいおい研究したいところだ。

そういえば、最近、某情報先進県M県の仕事で中部地方に出入りしているのだが、そこでくえる夏には特に絶品のうなぎ料理がある。「ひつまぶし」である。(ひまつぶし、ではないですよ?) これは一人前(といっても茶碗に3杯分はある)の「お櫃(ひつ)」に、ごはんとうなぎの蒲焼きを短冊にしたものが乗っているというシロモノである。

食べ方

  1. これをまずそのまま茶碗に一杯取り、うな丼的にそのまま食す。

  2. まだまだ残っているので2杯目を取り、こんどはネギやワサビなどをかけてさくさく食す。

  3. そして3杯目は2杯目の仕様にしたものに、じゃぶじゃぶとだしをかけて、さっぱりと食す。



夏をのりきるのにこのうなぎをさっぱり食べられるのは最高であろう。
常時夏ばてで時折直っているhykwにお勧めである。次夏ばてをおこしたら、さくっと彼の健康のために中部支店長にでも任命するとするか。フフフ B)

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