26 February, 2004

「どこでもGoogleボタン」案。

本業以外のコラムを書く手段としてblogを使ってきて、書くに書けないことが続くことがこうもつらいものかと感じる今日この頃でしたが、ようやく春の予感を風が運んできてくれているようです。とはいえ、このサイトは不思議と着々とアクセスを伸ばしており、何も更新しない月にアクセスが落ちない怪現象にやや複雑な気分を感じています。

ちょっとアクセスを調べてみると、googlebotがものすごい勢いで飛来してきています。春の予感で飛来するものといえば「花粉」ですが、まあそれに近いものがありますね。サイトは、いろいろなキーワード検索で続々とアクセスされている模様なので、キーワードに見合う内容を書いていかねばと。そういえば、ここ数日の仕事で使っているAd words(検索結果に対する広告)のアクセスも突発的に急増しており、もしかしてgooglebotのマッチポンプではないかと疑っているんですが、皆さんのところではどうですか?

とまあこのようにGoogleに振り回されているところ、Wiredの記事で面白い特集を見つけました。The Complete Guide to Googlemania!と題されており、GoogleにまつわるR&Dビジネス、期待、競合などについて結構なボリュームを割いて扱われており、読み応えがありました。なかでも、12ページの記事、"How Would You Redo the Google Interface?"に注目。ここでは、4人のデザイナがGoogleのRedo案を挙げています。

特に、最後の案は最高。WWWの世界からとびでて、あちこちにGoogleボタンがあればいいのに!というアイデアです。バーカウンターで語らう男女の横に "I Feel Lucky" なんて、結構おもしろいかも。ポイントは、正解を出してくれそうなボタンではないところです。ご存知のとおり、GoogleのFEEL LUCKYはだいたいあたっていることは期待できますが、時に大変なサプライズがあります。現に、このサイトは奇妙なキーワードで検索結果のトップですから。

適度にはずさず、それでいてサプライズもある。くつろぐときには特に必要かもです。そういうintelligence & companionのあるトピックサプライヤーになりたいものだなー、なんて。

28 January, 2004

Perl俳句コンテスト−Haiku Contest

英語で俳句(Haiku)というのは、初耳ではなかったが、あまりゆっくり見たことがなかった。英語でHaikuを書く方法をガイドしているサイトを調べてみると、about.comのHow To Write a Haiku Poemや、PIZZAZ!... HAIKU POEMSなどのページを見つけることができる。それらの説明によると、Haikuは、自然に観察できるなにかの話題について、5、7、5音節の3文構成でなくてはならず、インスピレーションというよりも考え抜くことが必要だという。なんか、本格的だなあ。

後者のサイトにはHaiku contest in Brasilなどのリンクがあったので、どれどれと、検索してみると、ドイツ語やその他の言語でもhaikuコンテストが開催されているようだ。中には5,7,5のリズムに縛られないものもあるが、この短くリズミカルなshort poemに魅力を感じる人々が日本語に限らず、世界に広がっているのが良くわかった。これまで開催されてきたHaikuコンテスト、なかでも技術系の入賞作品の中には、ため息が出そうなほど秀逸なものもあるようなので、ぜひ探してみられると良いだろう。(Google:haiku contest

2004年1月21日発、カナダのActiveState社のアナウンスによると、同社はPerl言語で書かれた「Haiku」のコンテストを開催するという。このPerl Haiku Contestの御題は、「Why I love Perl」となっている。部門は2つあり、ひとつは英語のHaikuなのだが、もうひとつはプログラミング言語Perlのプログラムで書くという部門があるから驚きだ。5,7,5の音節にどうやって当てはめるんだろう?!しかも実行させることができるなんて。

自然言語とプログラミング言語の違いは大きい。自然言語同様、ひとたび努力してプログラミング言語をきっちり習得すると、他の言語を習得するのは意外とたやすいものなのだが、自然言語とプログラミング言語の距離は縮まりにくい。しかし、いろんな意味で、その距離を狭めることを志している人もいる。今回のコンテストに、プログラミング言語が人の意思を書き綴るのにどれほど進歩したのかを垣間見ることができるのでは、と、大変楽しみにしている。

Enter the contest now at: 応募してみますか?

(2/15)入賞結果発表が出ました!:Winner!

15 January, 2004

THE LAST SAMURAI−ラスト・サムライ

先日、ファインディング・ニモを観たというショートダイアリをここに書いたが、おそらくこのページの読者である某嬢のサイトでは、ほとんど似たパターンで、こう書いてあった。

> さて、今日は、ファイディング・ニモを見た。
> 大いに期待を裏切られた。。

それはそれですごく興味深いと思ったので今度またゆっくり話を聞こう! とはいえ、同じパターンだと読者が面白くないだろうと思うので、今回は「どこをどう感じたか」を少々書くとしよう。

昨日、有楽町マリオン9F、ピカデリー1の最終枠で観た。公開前から観たいと目をつけていたので、仕事のきりのいいところで「えいっ」という感じで出かけた。レディスデーだったせいだろう、とんでもない人数の行列だった。その割には難なく座れたのでさして問題なかったが。

予告編を観る段階で思い出されるのが、ピカデリーの木曜ペア割。木曜なら3000円で二人分チケット+各々にポップコーン+ドリンクがコミ。ポップコーンなどはつい買っちゃうから、結局水曜のレディスデーより安くあがる。さらにカップルじゃなくてもいい。そうかといって野郎同士では映画は観ないだろうけど…。

さて、本題の「ラスト侍」については、涙が出ないほど深く感じいった。キャスト、演技共にバランスがとれている。最初、竹やぶからざざーっとやってくるシーンは背筋がぞくっとするほどかっこいい。こういう映像テクは特撮モノに毒された目のリフレッシュになる。

外国のサムライ映画にありがちなクサさがなかったし、さしてしつこくもなかった。存在を不必要に感じさせないサウンドトラックもなかなかのモノだ。映画としては大変よくできたストーリーだった。このストーリー、原作はあるのかな?時代考証的にはおかしな部分があるので、原作はないのかもね。

侍、しぶいぜ。

p.s.
視聴には、全国どこからでもネットで借りられる、DVDレンタル「ぽすれん」が便利。

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02 January, 2004

箱根駅伝最新オフィシャルサイトへの導線

Okdt BLOG過去記事「箱根駅伝のパワー」 (January 03, 2002 )に書いたとおり、正月恒例、箱根駅伝には注目している。WEBサイトを探した。あれ、Googleでは、第79回、第78回のものが検索結果として表示され、今回、つまり第80回のサイトは出てこない。しばらく気がつかなかったが、表示されたURLの79と書かれているところを80に直すと今年のサイトがでてきた。まだアドレスバーに手を入れなければならないのか。

2004年箱根駅伝第80回オフィシャルサイト
http://www.ntv.co.jp/hakone80/index.html

これで、80ってあるね。2005年はきっとこう。

2005年箱根駅伝第81回オフィシャルサイト
http://www.ntv.co.jp/hakone81/index.html

これで将来はどうなるかわかるね。

でもまてよ、親父ならどうするだろう。Googleなんて知らないよな。

そこで、Yahoo!で検索してみた。お〜。さすがにYahoo!の検索結果ではでかでかと太字で掲載されており、今年のもの、過去のものへときちんと誘導されていた。とぉっても親切。

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/sports/hakone_ekiden/
※ 追記(2007/1/3) リンク先を変更しました。

ネットユーザの属性と検索エンジンには相関関係がある。たとえば、Googleを利用する人間はネットでモノの値段を調べるが、結局最初に見たサイトではほとんど買わない、ともいわれる。それで、Yahoo!からは率直かつ明快な回答、answer, solutionに誘導し、Googleからは詳細、difference, detailに誘導するのが効果的だ。

Googleで今年のがちゃんと出ないのにはちょっと首をかしげたが、よく考えてみると、箱根駅伝についてGoogleで調べるユーザ層には箱根駅伝オフィシャルサイトではなく、ファンサイト、出場校サイトなど、言及のあるサイトを示せれば目的は達成されるというわけか。そもそもオフィシャルサイトなんて見ない、ということだろうか(笑 NTVさん、このSEOアプローチ、わざとだったらアリ。わざとでなかったらマヌケ。

明日の昼には大手町に出かけてリアル箱根駅伝を見よう。検索エンジンなんてどうでもいい、フィジカルな世界を楽しまなくっちゃね。ちょっとまてよ、読売新聞社前ゴールってどこだっけ。そっか、オフィシャルサイトみればいいんだ。('-' )

23 December, 2003

ヘラヘラ5。

一読者から「okdtさんのblogって顧客満足について考えさせるサイトですよね」とメールをいただいたことがある。そう思って書いているわけではないんだけど、自分の感動したこと、人とのつながりで忘れたくないこと、それによって気づきを得たことを書いた記事は、確かに顧客満足−カスタマー・サティスファクション(CS)−につながるテーマとなっているかもしれない。

顧客満足といえば、とかく技術屋が力を持ちすぎるために破綻する日本のIT業界の中で、顧客に直接接する営業の力を強くして成功パターンを見出してきたといわれる会社のひとつに日本IBMがある。そのせいか、同社はテクノロジの会社というよりサービスの会社だといわれる。同社のサイトには数々の技術・リサーチドキュメント(developerWorksなど)や、ビジネスクオリティを向上させるための同社のアプローチが公開されている。

12月22日、同社の「カスタマー・サティスファクション(CS)」のコーナーにて興味深い資料が公開された。海外開発部門との電話会議(テレコン)の効率化のための「テレコン英会話小冊子」を無料公開したのである。これは同社の5名の社員により、「ペラペラ」一歩手前の「へらへら」を目指そうとして結成された「ヘラヘラ5」のメンバーによって制作された。社内では3人に2人が利用するという、まれに見る大ヒットだそうだ。

「ヘラヘラ5」は、英語のテレコンにおける問題解決が効果的でない理由に、日本人の英語の使い方がおかしい部分があることに着目し、ネイティブの協力を得て、基本的かつ平易ではあるもののきちんと意図が伝わるテレコミュニケーションのフレーズをまとめた。これにより、問題解決日数は平均3日も短縮され、顧客満足度も向上したという。

TOEICも超ハイスコアなメンバーによるものだが、驚くほど簡単なフレーズ集。しかし、それは決してレベルが低いことを意味していない。きちんと伝わり、満足の高いコミュニケーションをするためには、難しい言葉をかっこつけて使うよりも平易でもきちんと言えることのほうが重要とのこと。これには全く同意だ。

自分が理解していることを理解している言葉で理解しやすく言えと。

テクニックが不足しているミュージシャンが難しい曲を無理に演奏するとアラも目立ち、ひどくすれば破綻するが、むしろ身の丈にあった曲を堂々と弾くほうが感動を生むものだ。演奏の完成の中で自分のメンタルな部分−気持ちをこめる余裕など−が占める割合が明らかに異なるものだ。

難しいことを平易に説明できることは決してささいなことではない。

要は顧客にせよ人とのコミュニケーションにおいて満足と理解は直結しているということだね。

ついでに、この小冊子、英語は当然のことながら、日本語部分を読むだけでも、まともなテレコミュニケーションをとる助けになるのではないかと思うのはきっとわたしだけではないはず。(苦笑

ご一読あれ。

日本IBM CS改善活動 - 海外開発部門との電話会議(テレコン)の効率化
http://www-6.ibm.com/jp/ibm/cs/concepts/improve/telecon.html

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