28 January, 2004

Perl俳句コンテスト−Haiku Contest

英語で俳句(Haiku)というのは、初耳ではなかったが、あまりゆっくり見たことがなかった。英語でHaikuを書く方法をガイドしているサイトを調べてみると、about.comのHow To Write a Haiku Poemや、PIZZAZ!... HAIKU POEMSなどのページを見つけることができる。それらの説明によると、Haikuは、自然に観察できるなにかの話題について、5、7、5音節の3文構成でなくてはならず、インスピレーションというよりも考え抜くことが必要だという。なんか、本格的だなあ。

後者のサイトにはHaiku contest in Brasilなどのリンクがあったので、どれどれと、検索してみると、ドイツ語やその他の言語でもhaikuコンテストが開催されているようだ。中には5,7,5のリズムに縛られないものもあるが、この短くリズミカルなshort poemに魅力を感じる人々が日本語に限らず、世界に広がっているのが良くわかった。これまで開催されてきたHaikuコンテスト、なかでも技術系の入賞作品の中には、ため息が出そうなほど秀逸なものもあるようなので、ぜひ探してみられると良いだろう。(Google:haiku contest

2004年1月21日発、カナダのActiveState社のアナウンスによると、同社はPerl言語で書かれた「Haiku」のコンテストを開催するという。このPerl Haiku Contestの御題は、「Why I love Perl」となっている。部門は2つあり、ひとつは英語のHaikuなのだが、もうひとつはプログラミング言語Perlのプログラムで書くという部門があるから驚きだ。5,7,5の音節にどうやって当てはめるんだろう?!しかも実行させることができるなんて。

自然言語とプログラミング言語の違いは大きい。自然言語同様、ひとたび努力してプログラミング言語をきっちり習得すると、他の言語を習得するのは意外とたやすいものなのだが、自然言語とプログラミング言語の距離は縮まりにくい。しかし、いろんな意味で、その距離を狭めることを志している人もいる。今回のコンテストに、プログラミング言語が人の意思を書き綴るのにどれほど進歩したのかを垣間見ることができるのでは、と、大変楽しみにしている。

Enter the contest now at: 応募してみますか?

(2/15)入賞結果発表が出ました!:Winner!

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