11月はじめごろの話だが、あるお客様に皿うどんを食べに吉宗(よっそう)に連れて行っていただいた。慶応2年創業本場長崎の味が売りとするこの店は銀座通りを新橋よりにかなり行った所にある。(新宿の外苑のほうにもあるようだ。)地下の店舗に入ると、そこは少し時代をトリップしたような和式食堂風のテーブルが並んで見えるが、たたみに座りつつ足を伸ばせる工夫がしてあり、なんとなくくつろぐ雰囲気である。茶碗蒸し、皿うどん、むし寿司、長崎ちゃんぽんなどを主とするメニューがある。私は茶碗蒸しと皿うどんを食べてみた。
茶碗蒸し
まず、食べてみるべし。めちゃでかい。おわんというより、どんぶりにでてくる。白身魚、鶏肉、椎茸、きくらげ、筍、ぎんなん、巻きかまぼこ、麩(ふ)、たれ焼きした穴子が入る。
皿うどん
代表的な長崎料理のひとつなんだそうで、小麦粉ベースの麺が使われる。麺は2バージョンあり、揚げた細い麺と、炒めて仕上げる太い麺がある。そしてサイズも2バージョンあったと思う。大盛にするとかなりきついと思われ。とりあえず連れて行ってくださった方は揚げ麺/大盛、わたしは太い麺/普通盛を注文。とりあえず両方味見することができたが、どちらも甲乙つけがたい。長崎らしく、酢はテーブルに常備され、からしはリクエストすると出てくる。軽くかけてさっぱりといただいた。
むし寿司・ちゃんぽん
いずれも食べていないのだが、甘そうなむし寿司は色合いもきれいで女の子うけしそうではある。酒のあてには向いていないと思う。ちゃんぽんの鶏がらトンコツスープは食指が動かないわけではないが、やっぱ皿うどんかなぁ、という感じ。ま、そういうの好きな人は食べてみてレポート希望。
長崎料理 吉宗
(for comment...[slashdot.jp])
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