03 October, 2002

999.9(Four Nines)のメガネ

一年程前、傷だらけになっていたメタルフレームのメガネを変え、プラスチックレンズ仕様のものにした。PCの前で仕事をするには超快適なメガネなのだが、少し色を入れていた。ディスプレイを長時間眺める用には青を入れるのが良いらしく、15%程度のBLUEのレンズを採用した。シャープな感じを与え、寒色系や黒系のスーツにはもってこいのフレーム。

しかしその後、自分の生活のさらなる変化もあり、心境がいろいろ変わってきた。指導的な仕事が公私共に多くなってきてしまっているのだが、このメガネはPCや本の前では良くても、人の前ではちょーっとばかりきつく見えないこともない。支障をきたしたことは一度もないが、やはり、メガネをはずしたほうがいいかも、なんて言われたこともあったりね。そこで、暖色系のいい色のめがねも着替えように欲しいかなと思っていた。

しかし、いい店を知るわけでもなく、いつもおしゃれなayさめなどに会うたびに、「どこのメガネ?」なんて聞いたりしていた。(彼は本当にcoolなのだ)そうこうしているうちに、ふと見たNational Geographic誌(日本語版^^;)の裏表紙を見ていると、Four Nines 999.9 という和製メガネメーカの宣伝が。はじめて雑誌広告に惹かれてしまった。なんでも、「メガネは道具である」だそうな。

その広告は「眼鏡の歴史を辿る」と題された連載になっており、なかなか面白い。なにより、オブジェっぽく画像素材で使われていた999.9ブランドの眼鏡がかっこいい。そう、こういうメガネを探していたのかもしれない、と思った。早速広告に記載されていたFour Nines GINZA店に電話してみた。あいにく水曜は定休日。留守番電話のメッセージは、渋谷店への案内をしていた。もちろん、行かないわけなのだが。

そこで、おもむろにWEBを検索し、Four Ninesについて調べることにした。→[ http://www.fournines.net/ ]。どうもmono magazineが作ったらしきcookieの食わせ方(笑 さておき、このWEBカタログはなかなか秀逸。全型番の画像、スペック、そのデザインの特徴やそれにこめられた目的なども説明している。しかし、店の場所が書かれていない(笑 販売代理店が多く、直販の店をマーケしていないのかもしれない。好みにしたがって、あたりをつけ、プラスチックフレーム11番のエンジかブラウンを狙うことに。

今日、開店直前くらいに電話し、銀座店の場所が銀座松屋の通り向かいにあり、ビルに入るには裏にまわってね、というところまで聞いた。2Fにあがり、さらに案内されて3Fに。そこには全型番、全色がそろい、(社外のものも含め)メガネの専門知識に通じた感じの良い、100%メガネ装着のスタッフがそろっていた。なんでも、この2Fだけの店だったのだが、ニーズ拡大で、最近3Fまで増床したんだそうな。その3Fだったというわけ。

FHJの小川さんそっくりの新潟生まれの小川さんに担当してもらった。(※ぜんぜん関係ない人だった。しかし、どっかでつながってないかなー、まじで。びっくりするくらい声も見た感じも服のセンスも似てた。)結局、迷った挙句、E-11のブラウンを採用。幅サイズも51あり、結構やわらかく見えるフォルムで、999.9の記念すべき一本目としては気に入っちゃった。10月11日にできる模様。

p.s. i65ちゃんの赤メガネを思い出すものもたくさーんあったよ。

(for comment...[slashdot.jp])

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