02 January, 2002

浅草雷門 − 大黒屋

なにげなく事務所で仕事をしていると、相棒のY氏がやってきた。昨日の末廣亭の話で盛り上がったり適当に時間がたち、日も暮れたころに「めしでもいきまひょか」と。そこで浅草に行ってみようということに。彼のベンツよろしくいかつーい二人になってしまうことを恐れながら(いえいえ、二人とも善良な市民ですよん)で、ちらほらと明かりのつく町へと吸い込まれるように走っていった。なんとなく、突き当たりが雷門だなというあたりで発見した「どぜう」屋さんにぐぐっと心ひかれつつもこらえつつ(つつだらけやな)、雷門の前に出たときである。

はっきりいってびっくりした。いきなり、いきなりである。めちゃくちゃ人がいるではないか。こう、たとえてみれば、...いや、微妙なたとえだと言われたんでやめておこう。とにかくいきなり大群衆が前に現れたのである。めちゃめちゃ盛り上がってるがな!浅草雷門、おそるべし。仲見世をとおりぬけ、横丁を数周し、釜飯、天ぷら、かつ、洋食、寿司、そしてなぜか吉野屋と(笑) 見ていくとこれまた非常に楽しいスポットとなったわけである。

これはまじすごかった。江戸の正月は浅草ですよ、浅草。大黒屋本店で天ぷらとか食べないとだめだね!かきたまじるのしょうがに体を火照らせたりね! そうこうながら、どぜう屋を尻目に帰還したのであるが、まさかまさかの盛り上がりに、大して誰も誘わないで二人で盛り上がったことをしばし申し訳なくおもったT社役員コンビであった。雷おこし入り福袋はオフィスにおいてあるからねん。

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