やあ、そういうのはあるってのは知ってたけど、使い方なんてゼンゼン知らなかった。実家の近辺や、伊豆・伊東あたりは実質FOMA度外視エリアなので、「ケイタイの入らない日々」というロハスを楽しむにはもってこいだ。
しかーし。
昨今、少々田舎でもインターネットはさくっとつながっちゃうんだよな。ケイタイは圏外だけど、インターネットはつながる。その場合、「ちょっと電話でごにょごにょ」とかということだけができないストレスが発生する。
Skypeがあるじゃん。
ああ、確かに。
# いいマイクも見つけたしね ;-)
しかし、そういう郊外におけるインターネットはスピードがそれほど快適だとは限らない。しかも、そうしょっちゅうPCを立ち上げたくないというベクトルもある。
たとえば、移動中の「いざ」に弱い。宿の到着時間が遅れます、とか、空港に向かっているときに、「すんません、遅れるのでもう一つ後ろの便に変えといてちょ!」とかという電話もできないのはイタイ。(まあ、計画的に動けという話はさておき)
結局(いざというときは)ケイタイが入るに越したことはない、という、さも妥協的なモードに落ち込んでいくのである。
で、どうした?
今までは、FOMA端末しか持って行ってなかった。しかも、持っている機種がこれはデュアルネットワークに「対応している」なんてくらいの、実にあいまいな言葉でしか理解していないため、まさか使わなくなったmova端末が必要になるとは知らなかったのだ。やれやれ。
そんな旅先でのある日の午後。
「あ、そうなんだー。mova端末持ってないとダメなんだー。え、でも、もう使用不可になってる端末で、どうやって切り替えダイヤル(1540)できるの?げげ!1540は特別にかけられる番号だったのか!」
- FOMAが圏外になってからでもmova端末で処理すればOK。
- FOMAの無料通話分もあてがわれる。
- iModeも使えるし、マイメニューは同じものが出る。
- ネットワーク暗証番号だけあればよし。
あれ、どうやってネットワーク暗証番号だけでケイタイを識別するんだろう・・・。きっと、この使わなくなったケイタイにはまだなにがしかが残っているんだな。
ん。てことは、、、
このeasyなネットワーク切り替えシステムを理解していなかったのもコワイ話だぞ。
たとえば、FOMA端末をなくしてしまった場合でも、とりあえずmovaで「こっちに持ってくる」ことはできる。これはOK。しかし、このmova端末は稼働中のFOMA端末くらい重要なものであるということだ。つまり、どこかセキュアなところに保管しておかなければ、あっさり電話ジャックができちゃうじゃないか。ネットワーク暗証番号はたった数字4ケタだし。
こいつは危険なサービスだ。
ちゃんと使おう。